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NEC、フレームワークス/WMSに赤外線位置管理活用

2007年03月27日/未分類

NECと(株)フレームワークスは、フレームワークスの物流センター管理システムにNECの赤外線屋内位置管理システムの機能を連動させ、RFIDを活用した新たな庫内業務ソリューションの提供をはじめる。

フレームワークスの物流センター管理システム「iWMS」シリーズの「iWMS NXS」にNECが開発した赤外線屋内位置管理システム「Smart Locator」を連動させたもので、物品管理にRFIDを採用するとともに、モバイル端末を持つ作業者の庫内での詳細な位置情報をiWMSに反映させる。

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モバイル端末

物品情報を読み取るモバイル端末に位置ID受信機を差込むことで、モバイル端末は製品に貼付されたRFIDを読み取るだけでなく、施設内の天井に設置した位置ID発信機が端末を持つ作業者、物品の位置を常時管理する。

読み取った物品情報と作業者の位置情報はSmart Locatorの測位サーバーに送られるが、これがiWMSサーバーとデータ連携しているため、入出庫、在庫、ロケーションの詳細情報を一元管理することができる。

これにより、作業者には通常のiWMS機能だけでなく、入荷時に正確な推奨ロケーションを指示できるほか、出荷時のピッキングの際にも物品の格納場所がすぐ分かるため、探す工数と時間を削減することにつながり、所在管理が容易になる。

格納場所を自動的に取得・登録するため、記憶違いや登録ミスなどによるトラブルが解消できる。

位置ID発信機は3mから8mまでの高さで設置、調節可能。現行の電池利用タイプのほか、天井の蛍光灯から直接電力を得る給電技術も開発している。

また、発信機には赤外線を利用していることから壁や天井を透過せず、無線LANなどのように周辺環境の影響を受けにくいため、正確で安定した位置特定が可能になるという。

問合せ
NEC RFIDビジネスソリューションセンター
TEL03-3456-6274
info-rfid@ml.mpd.nec.co.jp

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