株や不動産などの投資会社マッコーリーが発表した本年度上半期決算（2008年4-9月）は、世界的な景況悪化の影響を受け、税引き後純益が前年同期比43％減の6億400万豪ドルとなった。前期（2007年10月-2008年3月）からは19％減。
本年度上期の営業利益は前年同期比37％減の30億豪ドル、前期比16％減。1株当たり利益は、前年同期比46％減、前期比20％減の2.17豪ドル。グループ全体の自己資本利益率（ROE）は、年率換算で13.9％だった。
中間期配当は普通株1株当たり1.45豪ドルで、12月19日に支払われる。
同社は「本年度上期は、極端に厳しい市況の中で、資産の評価減や一時的コストが生じた。当グループの各事業の基礎的なパフォーマンスは堅調だった」と説明している。本年度下半期も、上期とほぼ同様の業績状況が続くと予測している。（翻訳）
