岡村製作所が6月24日に発表したCSRレポート2010によると、2009年度の物流段階のCO2排出量は1万9300トンと前年度比で4600トン削減した。
環境負荷低減の取組では、横浜物流センターでは、倉庫棟の2～4階に高効率タイプの150W照明を導入。約23万5650kWhの電力と約131トンのCO2排出量を削減した。
また、東北から九州にわたる市区町村別に販売状況に応じた配送頻度に切り替え、低積載率のトラック使用台数と走行距離を削減し、約27トンのCO2排出量を削減した。
モーダルシフトでは、横浜～大阪間を日本貨物鉄道の「スーパーグリーンシャトル」を利用し、約105トンのCO2排出量を削減した。首都圏では、都心に小規模な積み替え拠点を設けることでトラックの使用台数と走行距離を削減し、約2トンのCO2排出量削減につなげた。
