(株)商船三井が所属する「ザ・ニューワールドアライアンス(TNWA)」は、この夏、アジアと北米東岸をパナマ運河経由、スエズ運河経由でそれぞれ結ぶ新航路、“ESX”サービスと“SZX”サービスを開設する。
新たな2つのサービスを開設することで、TNWAのアジア-北米間のサービスは、北米西岸向けに週9便、北米東岸向けに週4便(うちパナマ運河経由3便)の合計13便となり、拡大を続ける北米向けの荷動きと顧客ニーズに、より一層充実したコンテナサービスで対応する。
ESXサービスは、TNWAとCMA-CGM社(本社:フランス)が共同で運航し、中国主要港と北米東岸のサバンナ・ニューヨークをパナマ運河経由で迅速に結ぶサービス。運航船隊は合計8隻(平均3,500-3,800TEUの船型)で、同社は2隻運航する。
SZXサービスは、TNWAとしては初のスエズ運河経由の北米向けサービスで、TNWA各社が運航し、東南アジア・西アジアから北米東岸主要港へ、スエズ運河経由で業界最速のサービスを提供し、運航船隊は、合計8隻(平均4,000-4,500TEUの船型)で、同社は1隻運航する。