日本通運（株）の平成19年3月期連結決算は、売上高1兆8662億6700万円（前期比4.0％増）、営業利益503億2500万円（16.5％増）、当期純利益332億800万円（77.9％増）となった。
運送事業では、国内で航空・海運部門の輸出取り扱い、企業の好調な設備投資を背景とした重量品・建設部門の取り扱いが好調に推移。
海外は、米州、欧州、アジア・オセアニアの取り扱いが伸長したことに加え、連結子会社が増加したことなどから、売上高は1兆5844億円と582億円、3.8％の増収となった。
利益面は、燃油費の高騰などコスト増があったものの、国内・海外ともに好調に推移し、営業利益459億円を確保した。
今期も「もう一回り大きく、強い日通グループ」を掲げ、グループ全体の企業価値の最大化を図る。
