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キムラユニティー/中期計画を策定、3PL事業の受注拡大目指す

2007年05月29日/3PL・物流企業

キムラユニティー(株)は5月28日、2009年度を最終年度とする中期経営計画を策定した。物流サービス事業では、主要顧客に対する戦略の強化、新規分野であるNLSの継続的成長を目指すとともに、市場視点での国内、海外戦略を強化する。

物流サービス事業全体で売上高277億円、2006年度に対して金額で50億円、率で22%の成長を見込む。

物流事業は、SCM・3PL分野で情報と物流を結合した一括アウトソーシングの新規受注の拡大を図るとともに、既存の主要顧客分野で作業受託の範囲の拡大、顧客信頼度の向上に取り組む。

部門売上高は215億円、2006年度に対して金額で33億円、率で18%の成長を見込む。

同社は物流、自動車、情報、人材の4サービス事業について、過去3ヵ年の比較で売上高が29%の増収となる一方利益面、営業利益は7%の増益、経常利益は21%の増益、当期純利益は65%の増益と過去最高となった。

一方でグループの対処すべき経営課題として、連結経常利益の連単倍率が2006年3月期でほぼ1倍と子会社の収益力不足で、単体の経常利益も増益率に力強さを欠いている状況にある、とした上で「個と全体の成長力と収益力が確保できるビジネスモデルのブラッシュアップが必要」としている。

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