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郵船航空サービス/3国際空港周辺の物流業務一元化

2007年06月01日/物流施設

郵船航空サービス(株)は5月31日、東、中、西日本で地域ごとに行っている国内の倉庫内作業、輸出入貨物の集配業務を一本化することを決めた。

中日本で同業務を行っている「ユーセン エア ロジスティクス名古屋(株)」を6月1日付で郵船航空ロジテック(株)に商号変更し、本社を千葉県に移した上で東日本、西日本の業務を同社に移管・集約する。

郵船航空サービスは、業務一元化の理由について、「この数年、グループの中期経営計画の成田、中部、関空のゲートウェイ戦略により業務の広域化が進んだこと、また、全社を上げて業務改善と合理化、コスト削減運動を進め、業務品質の向上運動の基本動作マニュアルや貨物取扱業務の標準化をはかっていること」と説明している。

6月1日からは、100%子会社の郵船航空ロジネット(株)のロジスティクス・オペレーション部門、郵船航空サービスの西日本営業本部の西日本ロジスティクスセンターを統合する。

ゲートウェイでのターミナル事業、ロジスティクスでの在庫管理業務、輸配送手配業務などを集約化することで、「貨物取扱業務が一層横断的にスタンダード化され、業務クオリティーも均質化されて、国際輸送サービスの品質向上につながる」としている。

■集約会社の概要
移転後の本店所在地:千葉県山武郡芝山町岩山1340-49(郵船航空サービス(株)成田ロジスティクスセンター内)
新役員体制:
取締役会長 矢野俊一(非常勤、郵船航空サービス(株)社長)
代表取締役社長 飯田朋尋(郵船航空サービス(株)取締役兼任)

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