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インフォマート/酒販卸とWeb受発注システム開始

2007年08月03日/SCM・経営

(株)インフォマートは、業務用酒販卸の(株)饒田へ、卸売企業の売上増と業務効率化をサポートする仕組み、「WEB販売支援システム」のシステム提供を開始した。

饒田は、「WEB販売支援システム」を導入し、既存得意先(外食企業・店舗中心)に対し、Web受発注システム「netでオーダー」のシステム提供を開始するもので、既存得意先はインターネットに繋がるパソコンさえ準備出来れば、無料で本システムを活用でき、従来の電話・FAXによる発注業務からWeb発注へとシフトすることができるようになる。

「netでオーダー」を利用する得意先は、毎日の発注業務だけでなく、今月いくら仕入したのかなど、リアルタイムで把握できるほか、パソコンさえあればどこからでも発注が可能となる。またWebメールによる24時間365日のダイレクトなコミュニケーションが実現する。

饒田は、まず既存得意先1割に対し導入を促進するほか、毎月の請求業務についてもWebにて完結する仕組みを目指し取り組み、飲食店舗が気軽にシステムを導入でき、発注から納品、決済業務までを管理できる仕組みを提供することは、業務用酒類卸としては初の試みとなり、得意先からの期待も大きなものとなる。

饒田では、酒類の取扱アイテムが多く、得意先からの発注は夜中になることが多いため、電話やFAXによる受注業務に負荷がかかっていた。

そこで、業務改善を目的にPDAと携帯電話による発注の仕組みを独自に構築したものの、操作面での課題が残されていた。

このような状況の中、多くの飲食店の得意先が、インフォマートが2003年より提供している「ASP受発注システム」の導入を開始し、Webによる受注件数が増加しており、自社の基幹システムとも連携でき、業務の効率化に繋がった。

そこで、インフォマートの受発注機能を搭載した「WEB販売支援システム」を採用し、得意先にWeb発注機能を提供することで、更なる業務効率化を見込んだ仕組み作りとなると考え、システム導入を決定した。

導入による効果として、現在得意先との受発注業務により活用している「ASP受発注システム」との連動も可能となっており、Webによる受注業務の相乗効果が望め、自社の基幹システムとの連動が出来るので、Web受注から伝票発行までの業務がスムーズに行え、Webにて発注したデータ、受注したデータは得意先と饒田にて常に同じ情報を共有でき、発注・受注におけるミスやロスを防ぐ効果もある。

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