米アナログ・デバイセズ社は6月4日、12種の新デバイスで構成されるRFアンプ製品シリーズを発表した。
システム設計者は、これらの新製品と「業界最高レベルのADIのパワー・ディテクタなどを用い」、設計プロセスの簡素化、サプライ・チェーンとロジスティックスの効率化、市場投入までの時間の短縮につなげられるという。
新しいRFアンプは、ブロードバンド、ナローバンドのアプリケーションに特色付け同社のほかRF IC製品と組み合せることで、通信インフラストラクチャ機器、海洋レーダ、RFID読出装置などでRF無線アーキテクチャの設計と実装が可能となる。
低ノイズ・アンプ、中間周波数アンプ、ドライバ・アンプ、RFゲイン・ブロックの4種のRFアンプ製品は、温度範囲、電源電圧、動作周波数にわたる動作仕様になっているため、選択が容易になり、デザイン・イン・プロセスも簡素化できる。
また、ブロードバンドとナローバンドの両アプリケーションを最少の外付け受動部品点数でカバーするように性能を最適化しているため、基板面積の大幅な縮小と設計の大幅な簡素化が可能となるとしている。
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