アイログ社は12月3日、ロジスティクスやSCM分野などで活用されている同社の最適化ソフトウェアの最新版「ILOG CPLEX11」を発表した。従来製品に比べ、最適解を算出するための処理能力が大幅に向上させた。
同社によると、最近行われたベンチマーク・テストで従来の記録を破るパフォーマンスを達成し「旧バージョンのILOG CPLEX10で1時間以上かかっていた非常に複雑なモデル」で、平均して10倍の処理高速化を実証したという。
このパフォーマンス向上により、特にサプライチェーンや製造、ロジスティクスといったビジネス分野で、プランニングの対象範囲を一区域に限定せず複数にまたがって行うことが可能になるほか、一晩かかるバッチジョブの代わりにほぼリアルタイムなアプリケーションを作成すること、プランニング問題を瞬時にwhat-if分析することが可能になるとしている。
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