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ルネサス/アナログ・ディスクリート半導体事業を強化

2008年01月15日/物流施設

ルネサステクノロジは1月11日、アナログ・ディスクリート半導体事業の強化に向けて、マレーシアにある同半導体の後工程工場を拡張し、生産能力を向上させるト発表した。同地での設計リソース拡充のために、アナログ・ディスクリート半導体の設計会社を2008年1月1日に設立した。

同社は、2007年4月に汎用製品統括本部をアナログ・ディスクリート半導体を中心とした体制に移行、強固な事業基盤の構築により、同半導体事業を3本目の事業の柱とするため、拡大を図る。

現在マレーシアには、アナログ・ディスクリート半導体の後工程工場として、ペナン州にルネサス・セミコンダクター(マレーシア)、ケダ州にルネサス・セミコンダクター(マレーシア)全額出資子会社のルネサス・セミコンダクター(ケダ)がある。

今回、ルネサス・セミコンダクター(ケダ)に新棟を建築することで、2社の生産面積を現状の約3万7000㎡から約4万3000㎡へと約15%拡張。また、2008年8月のルネサス・セミコンダクター(ケダ)新棟稼動を経て、2社のアナログ・ディスクリート半導体の生産個数を、現在の月産約6億個から2009年度に月産約12億個に倍増させる。

また、ルネサス・セミコンダクター(マレーシア)の一部門であったアナログ・ディスクリート半導体の設計部門を切り出し、独立会社としてルネサス・セミコンダクター・デザイン(マレーシア)を1月1日に設立。設計開発のコスト低減を目的に、中国やベトナムなどの海外設計リソースを拡充しているが、その一環としてルネサス・セミコンダクター(マレーシア)の設計人員増員を含め設計機能を拡充し、現在約100人の従業員数を2009年度には200人に倍増させる。

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