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ブルドックソース/イカリソースとの共同調達、拠点集約で効率化図る

2007年06月08日/SCM・経営

ブルドックソース(株)は6月7日、既存事業基盤の強化などを骨子とする中期経営計画を発表し、拠点集約などによる効率化を進める方針を示した。同社は一方で、スティール・パートナーズ・ジャパン社が行うブルドックソース株の公開買い付けに、反対の意見を表明した。

計画によると、同社は生産効率を改善するため、現在の鳩ヶ谷・館林・西宮の3工場体制から、館林・西宮の2工場体制に集約。東日本の生産拠点を、拡張余地が小さく運営コストの高い鳩ヶ谷から、館林に集約させることで、効率的な生産体制を構築する。

鳩ヶ谷工場の土地については「様々な方向から、今後の有効活用を検討」する。

また、イカリソースとの原材料の調達品目、調達先の共通化を実施することでシナジーを追求し、原価率の低減を図る。

現時点でのイカリソースとの原材料の共通部分は、品目で見ると5%未満、調達先で見ると「ほぼ皆無」としている。イカリソースのグループ会社化後、これまでにグループ内部の統合作業を進めたが、同時に「効率的な調達体制の研究」も実施していた。

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