(株)イトーヨーカ堂は6月12日、(株)赤ちゃん本舗の株式を取得し、子会社化することを決めた。資本・業務提携に踏み切ることで、グループシナジーを追求、イトーヨーカ堂のノウハウ、システムを活用して赤ちゃん本舗の情報・物流システムの整備充実を図る。
資本提携では(株)赤ちゃん本舗経営研究所が保有する赤ちゃん本舗の普通株式のうち、発行済み株式数の62.12%にあたる118万324株をイトーヨーカ堂が取得する。議決権割合は66.67%。
イトーヨーカ堂から代表取締役を含む役員・スタッフを派遣し、(株)セブン&アイ・ホールディングスの経営資源を活用して赤ちゃん本舗の経営基盤を強化する。
業務提携では赤ちゃん本舗の情報・物流システムの整備充実を図るとともに、両社の取引先を共有化し、商品仕入力を強める。
また、イトーヨーカ堂やアリオ・ショッピングセンターに赤ちゃん本舗をテナントとして誘致、両社の顧客ベースを活用したデータベース・マーケティングを推進する。