川崎汽船（株）は6月15日、中国最大の鉄鋼会社・宝山鋼鉄、鉄鋼大手の首都鋼鉄、武漢鋼鉄とブラジル鉄鉱石輸送の契約を締結したと発表した。
宝山鋼鉄との契約では、2007年下半期から約3年間、17万トン型バルカーでブラジル・中国間鉄鉱石輸送を年間約50万トン行う。
また、2011年第1四半期から15年間、30万トン型鉱石船でブラジル・中国間鉄鉱石連続航海輸送を年間約120万トン運ぶ。
首都鋼鉄との契約では、2007年第3四半期から5年間、17万トン型バルカーでブラジル・中国間鉄鉱石輸送を年間約50万トン行う。
武漢鋼鉄とは、2008年第1四半期から5年間、17万トン型バルカーでブラジル・中国間鉄鉱石輸送を年間約50万トン実施する。
川崎汽船では、中国向け鉄鋼原料輸送ビジネスをドライバルク輸送のコア事業に位置付け、中国市場での資源輸送ビジネスへの取り組みを積極化させている。
