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三菱倉庫/大阪・桜島に医薬品配送センター建設

2007年06月18日/物流施設

三菱倉庫(株)は、大阪市此花区の桜島営業所で「桜島3号配送センター」の建設に着手した。建設工事費に31億円を投じ、竣工は2008年3月。医薬品を取り扱うため、合わせて医薬品配送センターシステムも導入した。

<医薬品配送センターシステムを導入>

同センターは全館空調・全床防塵の医薬品仕様で、三菱倉庫独自の医薬品配送センターシステムなどを用いて医薬品の保管・配送を一体的に取り扱う。

また、複数顧客の積合せ配送などで、物流の効率化、環境負荷の低減に取り組む。

同社の桜島営業所は1997年、敷地総面積約7万5000㎡の都市型配送センターとして再開発を計画、これまでに第1~3期工事を完了している。

これらの配送センターは医薬品、食品・飲料、日用品などを主要品目としてフル稼働しており、医薬品配送センターとして3号配送センターを建設することにしたもの。

完成すると三菱倉庫桜島地区での配送センター延床面積合計は約10万㎡、再開発分は約8万2000㎡)となる。

■施設概要
名称:三菱倉庫桜島3号配送センター
所在地:大阪市此花区桜島3-42-5(阪神高速ユニバーサルシティICから約1km)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造(柱)、鉄骨造(梁)、4階建
規模:延床面積約2万3000㎡、うち倉庫面積約2万2500㎡
設備の特徴:全館空調・全床防塵仕様、夜間電力使用の蓄熱型冷却システムによる節電
情報システム・機器:医薬品配送センターシステム、デジタルピッキングシステム、他
施工期間:着工2007年6月、竣工2008年3月
建設工事費:約31億円

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