ドロップシッピングASPサービスの（株）リアルコミュニケーションズは7月、1000万点の商品DBに対応した商品取引サイト「リアルマーケット・コーポレート」を開設する。登録した企業が商品の売り買いの取引ができるほか、物流センターから指定先に1点単位で商品を配送できる。
開設に伴い、複数の受注、発注、物流の取引を管理するサプライチェーンマネジメント機能を搭載した基幹システム「リアルマーケットOS」、商品DBなどをAPI開放することで在庫、倉庫なしに自社で大規模ECサイトが構築できる「リアルマーケット・ウェブサービス」も提供する。
10月にはウェブ上で商品情報を登録し、消費者に直販ができるネットショップ開店機能をリリースし、当面は化粧品、健康食品、アパレル、家電、PCを中心に30万点の商品を登録する。
今回リリースするのは企業商品取引サイト「RMC」と取引管理システム「リアルマーケットOS」で、商品DB管理、販売管理、物流管理、決済管理を統合したECプラットフォームシステム。
同社では「複数企業の取引管理や複数倉庫の物流管理を1つのシステムで管理するSCMシステムと連動したサイトの実現は初めて」という。
今後、「すべての商品のDB化、すべてのサイトのEC化」を目標に、総合商社などと提携して国内商品のDB化を進めるとしている。
