経済産業省は7月11日、平成19年度分の「グリーン・サービサイジング事業」として、機能提供型ビジネスの審査結果を公表した。物流関連では、リユース可能な梱包用荷崩れ防止バンド、電動フォークリフト用バッテリーのトータル・マネージメント事業が採択された。
採択事業は今後、12月開催の「エコプロダクツ2007」でブース展示されるほか、経産省ホームページなどで活動内容、成果などを周知していく。
エコビズ(株)の「梱包用荷崩れ防止グリーンエコベルトによる環境負荷低減と物流コスト削減事業」は、リユース可能な梱包用荷崩れ防止バンド「グリーンエコベルト」を荷主、物流会社に供給、メンテナンスすることで、環境負荷の低減、物流コストの削減を図るもの。
また、バッテリーバンクシステムズ(株)の「電動フォークリフト用バッテリーのトータル・マネージメント事業」では、顧客企業が保有するフォークリフトに搭載されているフォークリフト・バッテリーのデータベースを新しい手法で作成し、計画的にバッテリーの診断・再生を行うことで、バッテリー寿命の延命を図る。
バッテリーの個体管理を行い、再生不能となったバッテリーも、不適正輸出の防止と確実なリサイクルのサポートを行う。
詳細は下記URL参照。
http://www.meti.go.jp/policy/eco_business/servicizing/gs-index.html