中国、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの6カ国政府の共同努力を経て、メコン川第2区域の各国の人と物の円滑な交流を目的とした「メコン川地域の貨物と人員の越境運輸に関する協定」は実施まであとわずかの段階にまで差し迫った。
中国交通省は7月15日、雲南省昆明市で関連各国の委員およびメコン川地域開発計画（GMS）の中国側の主体である雲南省と広西省の関係者に対し、同協定、付属文書、議定書などの内容について説明を行った。
中国交通省国際合作局の長李光副司長は「すでに決定している〈タイムテーブル〉によれば、各国は2007年末までにそれぞれ実施協定に関する国別行動計画を制定することになっている。2008年には各国政府はすべての付属文書と議定書を批准しなければならず、さらに2009年には協定などに基づいて全面的に実施することになっている」と語った。（日中経済通信）
