郵船航空サービス（株）は7月20日、上海合弁法人・上海郵申国際貨運有限公司が7月1日付けで寧波に事務所を開設したと発表した。
寧波は人口約540万人、日系企業約700社が進出しており、寧波港は上海港に次ぐ中国第2位の主要港。2008年に杭州湾海上大橋が開通すると、上海-寧波間が陸路で約1時間半で結ばれ、さらなる物量の増加が見込めるとしている。
これまで、浙江省は「上海郵申-杭州事務所」がカバーしていたが、寧波事務所開業で主に海上貨物物流サービスを充実させ、同省南部もカバーし拡販を目指す。
品目としては、現地で生産が盛んなプラスチック成型機、自動車部品、繊維、電機・電子部品などの物流を取り込んでいく。
