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富士ゼロックス/複合機、部品リユースで15,500t-CO2削減

2007年07月24日/CSR

富士ゼロックス(株)の2006年度資源循環システム(商品リサイクル活動)において、資源循環型カラーデジタル複合機の新商品「Docu CentreC2100」の生産が拡大し、2006年度は10,000台以上の生産を行うことができた。

同社は、1997年からモノクロ機だけでなく、カラー複写機でもリユース部品を使用した資源循環型商品の生産を行うなど、市場動向を積極的に先取りし、回収量が増大した使用済みカラー機を活用する商品企画や、部品リユース率向上に向けた設計や生産技術の開発を推進し、2006年度、60%以上の部品リユース率を達成した「Docu CentreC2100」を新商品として市場導入し、生産台数は単年で10,000台以上に達っした。

その結果、部品リユースによって、CO2排出抑制量注1が15,500t-CO2を達成することができ、同時に、2006年度の資源循環システムの環境会計における黒字が3.8億円となり、前年度(1.3億円)比3倍という大幅な黒字を達成した。

また、静脈物流におけるモーダルシフトなど物流の合理化などを進め、2000年度にCO2換算で排出抑制量10,000t-CO2を記録し、’03年度に環境会計上初めて約6,000万円の黒字化を達成し、その後も黒字を継続している。

リユース部品を使用した複写機/デジタル複合機の生産台数はのべ29万台以上、新規資源投入抑制量は17,400トン(96~06年度累計)、CO2換算の排出抑制量では88,400t-CO2(00~06年度累計)に達している。

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