（株）近鉄エクスプレスは7月23日、シベリア鉄道輸送ルートで、ロシア鉄道の100％子会社であるトランスコンテナ社と日本での総代理店契約を締結すると発表した。7月26日にモスクワで合意書に調印する。
新たな輸送サービスは、日本の主要港からロシア東岸のウラジオストク近郊のボストウチヌイ港まで海上輸送、ボストウチヌイからは鉄道にてモスクワ、サンクトペテルブルグなどロシア西部主要都市まで輸送する。
トランスコンテナ社は数社あるロシア鉄道貨物輸送子会社の最大手で、これまでに韓国・中国において代理店を持っているが、近鉄エクスプレスとの代理店契約で日本からの輸送ルートが確立されることになった。
日本で同サービスの販売・業務を専門的に行う新たな組織の設置、トランスコンテナ社からの駐在員が常駐する体制を構築し、8月から日本での営業活動を開始する。
