（株）エアードルフィンは7月30日、那覇-石垣間で小型貨物専用機による航空貨物事業を開始する。9月には久米島、南大東島に路線を拡大し、離島での航空物流インフラを構築する。
那覇-石垣間は当面1日1往復で就航、「安定した貨物スペースの供給とスピード輸送の提供により、地域の農水・工・商業の発展に寄与していくことを目指す」としている。
航空機と船舶以外に鉄道や道路の代替交通手段のない沖縄県の離島部で、現存の海上輸送や旅客機のベリースペース（床下貨物室）では対応しきれてない生鮮青果物などの輸送需要に対応する。
新サービスはブランド名「リージョナル・エクスプレス便」として、ネットワーク充実を進めるとともに、エアライン、陸上輸送との連携を強化し、「全国規模でワンストップ、翌日配送を目指す」。
