チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)は7月31日、ポリマー用添加剤の値上げを実施すると発表した。
値上げは高騰した原油価格の影響で、原材料価格が高止まりを続けており、原料価格、エネルギー、物流コストのインフレの一部を価格に転嫁するもの。
9月1日以降納入分について、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤を中心に、約8%の価格改定を行う。
同社のプラスチック添加剤セグメントヘッド・三好民雄氏は「値上げは、世界的に高騰が続く原材料、エネルギー、物流コストを部分的に相殺するために必要」と説明している。