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国交省/排出ガスの汚染度測定に「オパシメータ」導入、9月から

2007年08月01日/CSR

国土交通省は7月31日、現行の車検(継続検査)で粒子状物質(PM)検査に使用している黒煙測定器ではPM中のSOF成分が測定できないなどとして、新たに「オパシメータ」を使用した検査を導入すると発表した。

現行では黒煙測定器を使用して黒煙の汚染度を測定しているが、「最近のディーゼル車では、ほとんど黒煙が排出されなくなっており、PM中の有機性可溶成分(SOF成分=主に経由や潤滑油の未燃焼分)の排出割合が相対的に増える傾向にある」という。

これに対し、黒煙測定器ではSOF成分を測定できず、今後予定されている排出ガス規制の強化が実行された場合、測定制度上も対応が困難になる、としている。

オパシメータを使用した検査は9月以降の型式認証ディーゼル車から行う。輸入車は2008年8月以降。

ただし、2010年9月30日までは、黒煙測定器で測定した黒煙による汚染度が25%以下であれば、基準適合とみなす。

2007年8月までに、黒煙測定器で型式認証を受けたディーゼル車は、これまで通り黒煙測定器による排出ガス検査を行う。

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