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SBSHD/19年12月期中間決算、純利益24.7%減(前年同期比)

2007年08月31日/決算

SBSホールディングス(株)の平成19年12月期中間決算の連結業績は、売上高66,264百万円(前中間期比5.1%増)と増収ながら、内部統制等の管理コストの増加や情報事業の低迷もあり経常利益では1,925百万円(5.7%減)、また貸付債権の取立て不能等の一過性の損失計上により当期純利益は718百万円(24.7%減)と減益となった。

物流事業は既存大口顧客との取引深耕等の営業努力が奏功し、好調に推移し、売上高は57,597百万円(5.3%増)、営業利益は1,259百万円(15.4%増)と増収増益となった。

マーケティング事業は、郵政の民営化を目前に控え、同業他社との価格競争の中で価格の適正化が進まないなど、依然経営環境は厳しく、売上高はほぼ横ばいながら、収益的には苦戦し、売上高は5,505百万円(1.2%減)、営業利益は126百万円(24.6%減)と減収減益。

人材事業は、国内景気の回復により引き続き旺盛な需要のある一方、短期労働者の減少や競争の激化などにより、登録スタッフの確保が難しい状況となっており、昨年来続けている拠点の増設による積極的な営業活動で、売上高は2,820百万円(10.1%増)、営業利益は150百万円(33.0%増)と好調に推移した。

金融事業につきましては、京田辺の物流センターが新たに竣工したが、昨年末一部売却した大宮センタービルに係る賃料収益の影響が大きく、売上高で384百万円(63.3%増)、営業利益で99百万円(49.0%減)と増収減益。なお、7月には大宮センタービルの残存部分を12,500百万円で売却している。

その他の事業は、情報事業が不振に終わったことから、当中間期における売上高は501百万円(30.3%増)、営業損失は147百万円(87百万円減)と増収ながら減益となった。

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