古河電気工業(株)は8月31日、「CSR報告書2007」を発行した。
物流分野では、改正省エネ法で新たに盛り込まれた荷主に対する規定に基き、関連会社を含めてトンキロデータの把握を行った。古河電工では1億4800万トンキロとなり、グループでは同社のほかに、古河スカイ(株)が2億2000万トンキロ、古河電池(株)4600万トンキロで年間3000万トンキロ以上となった。
グループ全体での輸送量は5億400万トンキロで、同社では輸送エネルギーの削減に向け、古河物流(株)と連携し、モーダルシフトの推進、積載率の向上、共同配送の推進などを進めていくとしている。
古河物流では、取り引きのあるトラック仕立て便輸送業者にグリーン経営の認証を取得してもらい、使用燃料削減などを通して「環境にやさしい物流企業」となるよう支援、2006年度で主な輸送業者のグリーン経営の認証取得は「ほぼ完了した」。
2007年度は、CO2排出量削減活動のために、各トラック輸送会社と一体となって、主要仕立て便の燃費を把握する、としている。