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東邦薬品/中国の医薬品卸に出資、物流網など中国に足がかり

2007年09月04日/物流施設

東邦薬品(株)は、中国の九州通集団有限公司(湖北省武漢市)に対し、総額6000万USドルの投資を行った。

九州通集団有限公司は、政府系企業を含む中国医薬品卸業界全体で第3位、民間企業としては第1位の企業で、業容拡大に備えた資金需要に対し、同社より資本参加の要請があり、転換社債の購入に応じることとなったもの。

九州通は多数の物流基地を自社保有しており、中国全土ネットワークを有する二社の内の一社で、拡大する中国市場への重要な足がかりと位置づけ、同社との長期的な協力関係を構築することを目的としている。

九州通集団有限公司の経営姿勢は、「全ては健康を願う人々のために」というコーポレートスローガンを掲げ、東邦薬品では中国における最良のパートナーと考えており、両社は数年前より情報交換などの交流を続け、昨年度からは研修生の相互受け入れを開始していた。

九州通集団概要
社名:九州通集団有限公司
本社所在地:中華人民共和国湖北省武漢市漢陽区龍陽大道特8号
業種:医薬品等卸業
代表者:董事長劉宝林
設立:1999年3月
資本金:320百万人民元
従業員数:6,530人
年商:10,504百万人民元(2006年12月期)
九州通集団と東邦薬品の関係:
(1)2005年4月、「友好合作意向書」を締結。
(2)2006年10月、九州通集団より3名の研修生を当社へ派遣。
(3)2007年3月、当社から3名の研修生を九州通集団へ派遣。

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