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群栄化学工業/収益管理強化、グループ間の情報基盤構築にSAPERP採用

2007年09月05日/SCM・経営

群栄化学工業(株)と(株)アトムシステムとSAPジャパン(株)は、群栄化学工業がSAPの基幹業務ソフトウェアである「SAPERP」の採用を決定したことを発表した。

昭和21年に創業した群栄化学工業は、グループ企業6社、関連会社2社のネットワークを持ち、工業用フェノール系樹脂、澱粉(でんぷん)糖類、高機能繊維などの関連製品の製造や販売を展開している。

同社では、即断即決経営の実践と内部統制強化による株主価値の向上を実現するため、実績豊富なSAPERPによる情報基盤の再構築を決定し、財務会計、管理会計、販売管理、購買・在庫管理および生産管理の導入プロジェクトを2008年4月稼動に向け2007年8月より開始した。

関連会社などグループ間で連携した情報基盤を構築し、意思決定の迅速化を図り、新システムにより、収益管理の強化を実現するほか、内部統制の視点で業務プロセスを可視化し、経営戦略を実践する上での企業内リスクを低減することで、さらなる株主価値を高めることを目指す。

システム導入はアトムシステム社が参画し、化学品業界・食品業界の豊富な知識とSAPERPの導入経験から開発された同社のテンプレート「B.E.S.T.」、導入方法論「HIBIKI」を活用することで、通常一年以上を要する導入期間を8ヶ月に短縮することを可能にしている。

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