（株）近鉄エクスプレスは9月6日、第四原木ターミナル（千葉県市川市）で高度管理医療機器等販売業・賃貸業の許可を取得したと発表した。許可は8月31日付。
同社では改正薬事法の施行に伴い、同ターミナルで2006年4月に医療機器製造業の許可を取得、同年7月に化粧品製造業の許可を取得した。これらの許可の取得に伴い、これまで医療機器製造業者や化粧品製造業者が行っていた包装、表示、保管など製造業の一部業務を受託することが可能となった。
また、今回高度管理医療機器等販売業・賃貸業の許可を取得したことで、包装、表示、保管工程を終了した製品について、製造業者からの指示に基づき、直接、病院や販売業者などへの配送を行うことができるようになった。
第四原木ターミナルは千葉県市川市に位置し、成田空港と東京都内の中間であるため、緊急性が高い医薬・医療機器製品のスピーディな対応が可能。また、薬剤師の資格取得者や理系学部を卒業した新卒者を採用し、配置するなど医薬・医療機器の取り扱いに精通した人材の育成に力をいれている。
