ヤマトホールディングス（株）は9月12日、子会社・ヤマトオートワークス（株）が、会員企業の利便性向上のため、全国の宇佐美グループ、出光マークのサービスステーション（SS）で使用できる法人向け燃料カードの取り扱いを開始したと発表した。
ヤマトオートワークス・宇佐美カードは、全国の宇佐美グループ直営SS420店、出光マークのSS5000店の合わせて5420店で使用できる、法人向け燃料カード。
ヤマトHDによると「トラックやバスの運送事業者は、石油ディーラーとの直接交渉によって営業車両で使用する燃料を調達しているが、昨今の燃料価格高騰で直接の単独交渉では優位な燃料価格を引き出せなくなっている」などとして、運送事業者の経営圧迫要因となっていることを指摘。
ヤマトオートワークスでは、これまで自家スタンドで燃料の提供をしてきたが、スタンド数が少なく会員様企業にメリットを提供できず、不便だったとして「ヤマトグループの強みを活かし、燃料価格交渉を全て引き受け、全国の宇佐美グループ・出光マークのSSで使用できる法人向け燃料カードの取り扱いを開始した」と説明している。
