ヤマトホールディングスは、シンガポールヤマト運輸がシンガポール国内での宅急便(TA-Q-BIN)事業を開始した。
事業展開は、セールスドライバー32名、車両数26台、5営業所でシンガポール全域(ジュロン島、セントーサ島も含む)で行う。
ヤマトホールディングスの瀬戸薫社長は「シンガポールで宅急便を始めるにあたり、我々の使命は「宅急便ができて良かった」、「商売が繁盛するようになった」と言ってもらえるようになることだと考えている。日本でヒットしたサービスをシンガポールに持ち込み、便利にご利用いただき、シンガポールの方々にとって一番身近で、一番愛される会社になりたい」と抱負を述べた。
また、戸田直樹・シンガポールヤマト運輸社長は「当初はBtoB市場に頼る部分もあり、その意味でシンガポールポストは最大のライバルだ。ただしライバルの荷物を奪うという考えは持っておらず、新しいサービスで需要を掘り起こす」と説明している。