30万トン級タンカー「揚子の星」が12日、天津港南疆1号バースに停泊した。これにより、天津港が30万トン級大型船舶の積み下ろしができる準備が整ったことになる。
天津港は中国北方最大の総合港湾で、中国が建設を計画している北方国際水運センターと国際物流センターの核心となる港湾になる。天津港南疆1号バース改造工事は今年2月下旬に着工し、8月末に竣工した。投資額は約3500万元。同バースの水深は18.8メートルに達し、30万トン級タンカーの停泊条件を満たしており、天津港の年間貨物取扱量を約200万トン増やすことになる。
天津港における今年の石油製品類取扱量は3500万トン、年間貨物取扱量は3億トンをそれぞれ上回った。(新華社/日中経済通信)