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天津港30万t級原油埠頭、順調な工事進行で9月にテスト運営

2008年03月12日/国際

天津港30万トン級原油埠頭プロジェクトは順調に進んでおり、埠頭の水利工事の主体工事は基本的に完成、全体工事も8月末には完成し、9月初めにはテスト運営に入るという。
同プロジェクトは主に水利工事、パイプラインの設置、浚渫、設備の購入と設置の4部分からなる。蝶型の同埠頭は全長468メートルで、6つの係留場、2つの停泊バース、作業プラットフォーム、補建区プラットホームからなる。設計埠頭前面水深は25メートルで、10万トン級から30万トン級の大型原油タンカーの停泊が可能、貨物取扱能力は年間2000万トンを予定している。
現在は、補建区プラットホーム上の総合業務ビルの壁面工事および内装外装の準備作業が急ピッチで進められている。また、全長13.5キロメートルのパイプラインの設置はすでに完了、溶接も70%が終了しているという。
天津港30万トン級原油埠頭プロジェクトにはすでに投資総額13億7900万元の53.6%にあたる7億4000万元が投資されている。
同埠頭は運営開始後、中国石油化工の天津100万トンエチレンプロジェクトや華北地域の大型原油精製企業にサービスを提供する。これにより、華北地域の発展に対する天津浜海新区の牽引力をさらに高めるという。(新華社/日中経済通信)

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