（株）フレームワークスは9月14日、東京証券取引所が同社株式の上場廃止を決めたことを受け、自社ホームページに株主にあてた渡辺重光社長のメッセージを掲載した。
渡辺社長は「平成16年6月に株式を上場して以来、上場企業として株主の皆様からの大きな期待を受けておりましたが、その後の業績悪化に端を発し、2期連続の損失計上、債務超過、社債の財務制限条項抵触などにより継続企業の前提に関する重要な疑義が生じております」とした上で、これらの疑義を早期に解消するため、増資の早期実現を最優先課題として、増資による財務状況の改善、経営改革の促進を図るとともに、取引金融機関との良好な関係の構築に努めてきたと説明。
しかし、第三者割当増資、取引金融機関の協力が確実に実現されることについて、監査法人トーマツが「意見の表明をしない」との監査報告書を提出し、東証による上場廃止につながった。
渡辺氏は「増資の実現に向けて割当予定先との交渉を全総力で進めている最中の処分であり、株主の皆様のご期待に沿えず、大変残念」としつつ、増資の早期確定に取り組む意思を表明している。また、上場廃止となる10月13日以降も、引き続き同HPで企業情報を公開していく、としている。
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http://www.frame-wx.com/ir/index.html
