日清オイリオグループ（株）と（株）ピエトロは9月21日、日清オイリオグループがピエトロの発行済株式を新たに19.71％取得し、取得後の持株比率を20.02％とする資本・業務提携を締結すると発表した。
10月12日の譲渡約定日以降、日清オイリオグループはピエトロの「その他の関係会社」に、ピエトロは日清オイリオグループの持分法適用関連会社となる。
日清オイリオグループがピエトロに資本参加をすることで、両社の相互信頼関係を構築し、それぞれが有する経営資源を相互に有効活用。製造・物流の効率化を進めてコストを削減するとともに、ドレッシング事業など加工食品事業の拡販、両社のブランド価値向上に向け、シナジー効果の発揮を狙う。
日清オイリオグループは、ピエトロの大株主上位2者の（株）ムラタ、ピエトロの村田邦彦社長から合わせて110万2500株の普通株式を取得し、既存保有株式と合わせて112万株（発行済株式総数の20.02%）を保有、ピエトロの第2位の大株主となる。
ピエトロの筆頭株主であるムラタの持株比率は20.45％に、村田邦彦氏の持株比率は6.79％となる。取得（譲渡）価額は、現在協議中。
業務提携では①ドレッシング事業・ブランドの価値向上②商品・技術開発力の強化③販売・マーケティング活動の強化④コスト競争力の獲得――などに取り組む。
