明治製菓、ポッカ／資本業務提携、物流共同化進める

明治製菓とポッカコーポレーションは1月15日、包括的な資本業務提携を行うことで合意し、提携契約を締結した。国内の食品・飲料市場縮小と世界的な原材料高騰によるコスト高を克服し、競争力を強化する。
両社は「飲料分野に限らず両社の事業全般で幅広くシナジー効果が期待でき、ともに企業価値を高めていくことができる」として、戦略的パートナーとして業務提携契約を締結するとともに、明治製菓がポッカに22.12％（潜在株式が全て顕在化した場合には最終的に20.0％）の出資を行う。
業務提携では、共同での商品開発、販売分野における協力、生産の相互委託、原材料の共同調達を進め、共同で製品輸送の効率化を検討、物流コストと環境負荷の低減を図る。