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児玉化学工業/生産拠点再編、横浜工場売却、湘南工場新設

2007年09月27日/物流施設

児玉化学工業(株)は、生産拠点の再整備事業として、国内に新工場用地2ヶ所(湘南地区、東北地区)を確保し、事業拡大、競争力強化を図る。

関東圏の自動車部品生産拠点としてコアー事業の発展性を確保し、受注拡大による負荷変動に即応できる最新鋭生産設備への更新、生産能力の維持・増強を図り、現「横浜工場」(横浜市戸塚区)の経営資源を最大限活用して生産体制の再整備事業を加速させる。

現横浜工場は家電製品工場として工場建設、昭和36年4月に操業開始し、46年を経過し、自動車部品専用工場として稼動しているが、工場建屋の老朽化に加え、生産効率の追求、更なる事業拡張への設備増強、物流合理化に大幅な制約がある。

また、リスクマネジメント(安全安定運転の確保)の観点から湘南地区に建設する新工場に全機能を移転、集約させ、将来の発展性を確保すると共に事業基盤の強化を図る。

奥羽・宮城・常磐地区の自動車部品、住宅設備関連の受注動向を含め、調査、検討中で今後の工場建設に伴い、湘南―埼玉―東北の生産ネットワークを構築し、機動的な生産体制を確立させる。

■湘南地区新工場建設の計画概要
工場名称:(仮称)湘南工場
候補地:湘南地区の3候補地から用地取得費、工場建設費、従業員の通勤利便などを総合的に検討し、早急に候補地を決定する予定。
工場稼動時期:平成21年4月部分稼動(計画ベース)
工場用地の取得時期:平成19年12月(〃)
用地面積:5,000坪以上
第一期建屋:建坪4,000坪
マスタープラン策定:平成19年12月末発表予定
総投資額:30億円強(土地取得、工場建屋建設、生産設備更新・増設予算配分は未定)

■横浜工場の移転計画概要
工場用地売却:中高層共同住宅用地として売却予定
土地譲渡契約相手先:大手ゼネコン
契約時期:平成20年3月末(予定)
譲渡価格:約20億円±α
工場移転時期湘南新工場の稼動時期に合せ、必要設備撤去搬出後に工場閉鎖、現状有姿で土地引渡し

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