サービジスティクスアジア（株）は9月25日、中国第2位のPCメーカー、ファウンダー・テクノロジー社が、中国全土のサービス業務向けに、サービジスティクスの補修部品管理ソリューションの導入を完了し、稼動開始したと発表した。
ファウンダー・テクノロジー社は、中国のセンター拠点3か所、フィールド拠点16か所、預託在庫拠点68か所で1万点の補修部品を管理するため、サービジスティクスのソリューションを導入した。これにより同社は、サービス関連の組織を単一プラットフォームに統合し、在庫最適化や、あらゆるレベルのサービス業務の全体的なパフォーマンス管理を行うことが可能になる、としている。
ファウンダー・テクノロジー社のSun Guofu副社長は「サービジスティクスにより、在庫を最適化し、既に高レベルにあったサービス率をさらに改善することができるようになる。適切な補修部品を適切なタイミングで適切な在庫拠点に配置でき、在庫投資を効率よく管理しながら、顧客に対しては製品のダウンタイム（使用できない期間）を短縮することができるようになる」と話している。
サービジスティクス社は、補修部品管理、要員管理、価格管理より構成される統合された戦略的サービス管理ソリューションを提供している。2004年にアジア太平洋地域を統括する拠点として日本法人を設立した。
