シーメンス(株)とソフトバンクモバイル(株)は10月1日から、ソフトバンクモバイルの国内3Gネットワークで使用できる新製品、「HC28」ワイヤレスモジュールの販売を開始すると発表した。
シーメンスが自社ブランドで販売し、ソフトバンクモバイルはネットワークの提供。両社が協業して提供するモジュールを自社の機器やサービスに組み込むことで、国内・海外でのシームレスな国際物流管理など新しいサービスの提供が可能になる、としている。
「HC28」は国内外の3周波数帯のUMTS(3G)と4周波数帯のGSMに対応したグローバルローミング対応のM2M2用通信モジュール。シーメンスが、10年以上にわたって培ってきた通信モジュールノウハウを活かして開発し、ソフトバンクモバイルの国内3Gネットワークのほか、海外の3G・GSMローミングネットワークでの使用が可能。
今後、利用者は両社が協業して提供するモジュールを自社の機器やサービスに組み込むことで、国内外で利用可能な「HC28」の特性を活かし、国内・海外でのシームレスな国際物流管理、既存国内サービスについて世界規模で展開するといったサービスの提供を視野に入れる。