中国北部最大の総合港・天津港の今年第1-3四半期の貨物取扱量は前年同期比22.7%増の2億4030万トン、コンテナ取扱量は同20.44%増の522万6000標準箱とともに過去最高を記録した。
天津港は今年、コンテナ航路の開発をさらに強化し年初来、前後して数社の船会社と幹線となる数本の遠洋航路を開拓した。天津港には現在、定期船の航路が100本以上開通しており、世界約180カ国・地区の港湾400港以上との間に貿易往来がある。
天津港は港湾の急成長という情勢に対応するため、港湾へのインフラ建設投入を増大した。天津港の投資額は「十一五(第11次五カ年計画:2006-2010年)」期間中、450億元に達する見通し。同港の1万トン級停泊バースは2010年には80バースを上回り、港湾ランクは30万トン級に達すると予想される。
天津港の今年の年間貨物取扱量は3億トンを突破、コンテナ取扱量は700万標準箱に達すると見られる。(新華社/日中経済通信)