日本政策投資銀行は、（株）ロジコムに対し、知的財産権担保融資を行った。
今回、日本政策投資銀行は、ロジコムの物流とITの融合を通じた物流効率化と環境負荷低減を提供可能なビジネスモデルに着目し、事業資金の一部について知的財産権担保融資を実行した。なお、物流業への知的財産権担保融資としては中国地域初。
ロジコムは、昭和34年、広島市にて設立し、現在、関東・東海・関西・九州地域に13カ所の営業所をもつ自動車部品の製品管理及び輸送を専門的に扱う物流会社。
同社は、設立以来培ってきた自動車部品輸送のノウハウを蓄積し、近年ではIT技術を活用した自動車部品輸送を効率化するビジネスモデルに関する特許を取得し、3PLとして、様々なビジネスソリューションを展開しており、輸送効率向上と輸送効率向上を通じた環境負荷低減効果は、ユーザーから高い評価を得ている。
主なノウハウは、「異なる形状・重量の部品を組み合わせて輸送を効率化するノウハウ」「自動車完成車メーカーと部品メーカーとの間で受発注情報・在庫情報を一括管理し、JIT（ジャストインタイム）を実現するノウハウ」「部品の輸送量に応じた規模のトラックを配送することで輸送効率を向上させるノウハウ」が上げられる。
