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サントリー、キリンビール、キリンビバレッジ/資材調達で協力

2007年10月22日/SCM・経営

サントリー(株)とキリンビール(株)、キリンビバレッジ(株)は、環境負荷の低減とコスト削減を目指し、サプライヤーの業務効率化の支援を図るため、資材調達において協力することで合意した。

サントリーは、缶容器におけるアルミニウム使用量削減のため、キリンビール社が先行して使用している「204径缶」を、ビール、発泡酒、新ジャンルで採用することを決めた。

キリンビールは、今回の採用に関して、「204径缶」缶蓋の仕様標準化の観点におけるサポートを行い、両社間の規格を統一することで、サプライヤーの稼働率向上と在庫削減を促進し、環境負荷の低減およびコスト削減を目指す。

なお、「204径缶」は、現在多くの企業が採用している「206径缶」に比べ、缶蓋の口径を2.45mm小さくすることで、缶蓋のアルミニウム使用量を13%以上削減し、軽量化を実現したもの。

さらに、キリンビールとキリンビバレッジ社は、サントリーが実施しているダンボール原紙共同調達スキームに参加し、清涼飲料を中心とした飲料商品のダンボール原紙の共同調達を2008年調達分より開始する。

原紙サプライヤーへの購買計画情報の提供と原紙の仕様統一を図ることで、原紙サプライヤーの稼働率向上と在庫削減を促進し、コスト削減を目指す。

ダンボール原紙共同調達スキームの参加会社は、サントリー、日清食品(株)、ハウス食品(株)、(株)永谷園の4社。

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