日本ユニシス(株)は10月22日、ICタグを使って物流現場での搬送器具や製品・部品などのトレーサビリティと、ロケーション管理を支援する「Visible Logistics Solutions(ビジブルロジスティックスソリューションズ)」を発売する。
ソリューションは、搬送器具管理ソリューション「PalleTracer」、搬送品トレースソリューション、ロケーション管理ソリューションの3ソリューションで構成。
ICタグの活用によって個品だけでなく、ロット・賞味期限レベルのトレースやロケーション管理を可能にする。サプライチェーンにおける商品や部品、搬送器具の在庫状況をリアルタイムに把握することができ、滞留・偏在の解消による在庫の全体最適化とコスト削減を図る。需要予測精度の向上、入出荷検品の効率化などにより、在庫の圧縮やリードタイムを短縮し、ジャストインタイムの実現につなげる。
「PalleTracer」など単体のソリューション一式(サーバ1台とハンディ型リーダライタ3台、ICタグ1000枚含む)で500万円(税込み)から、3つのソリューションを合わせた一式では1000万円(税込み)から提供する。今後3年間の売上として、10億円を見込んでいる。