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TAL社/生産サイクル平準化、オペレーション合理化へローソン製品採用

2007年10月30日/3PL・物流企業

米ローソンソフトウエアは、香港を拠点とするアパレルメーカーTAL社が、「Lawson M3ファッション・プランニング・ワークベンチ」と「サプライチェーン・オーダ」のソリューションの導入に成功したと発表した。TAL社の計画、生産リードタイムの短縮、市場トレンドへの対応の迅速化、在庫管理の改善を支援する。

TAL社は年間約5500万点の衣料品を生産、世界各地の12か所の工場に39万㎡の生産面積を所有し、米国で販売されているシャツの7枚に1枚が同社製。

TAL社は生産のピークと谷間の期間を最小にするため、2002年から7か国の工場で、「Lawson M3エンタープライズ・マネジメント・システム」を活用し、中長期計画を策定。

予想されるオーダに対し、6か月前から9か月前に工場全体の生産能力を合致させる必要があり、製品の大部分が受注生産で、特定の資材が特定のオーダへと対応する必要があることから、資材所要量計画で高い可視性を実現することが求められていた。

その結果、生産、資材所要量計画の改善を支援するソリューションとして、ファッション・プランニング・ワークベンチとサプライチェーン・オーダを選択した。

ファッション・プランニング・ワークベンチにより、TAL社は複数の拠点全体にわたって生産負荷を分散し、スタイルや色の仕様に及ぶ計画を実現。生産拠点全体の計画能力に柔軟性をもたらし、想定される変更に基づいた負荷のシミュレーションを可能にしたという。

TAL社の10の生産拠点へ導入されたサプライチェーン・オーダは、オーダと供給プロセス情報を関連付けることで、オーダ・チェーンの計画と管理を可能にした。配送の正確性を高め、在庫を減らし、手作業を少なくし、サプライチェーンの課題により迅速に対応することを目的として設計されている。

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