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アイ・ロジスティクス/9月中間期、グループ内の物流再編で食品倉庫の取扱減少

2007年10月31日/決算

10月30日発表の(株)アイ・ロジスティクスの9月中間期連結業績は、食品関連倉庫の取扱減少が影響し利益を圧迫、営業利益は前年中間期から9.3%減少し、8億3900万円となった。

連結業績は売上高305億4600万円(2.9%増)、経常利益9億4300万円(8.7%減)、中間純利益9億5800万円(90.0%増)。グローバルロジスティクスの拡大に向け、4月に複合一貫輸送開発本部をロジスティクスソリューション本部へ改称し、市場開発部を設置。新たな市場開発に取り組んだ。

国際物流事業では、重点地域の中国・アジアで自動車・機械、ハイテク、一般消費財関連の物流、アジアを中心とした三国間輸送の拡大に努めた。2006年から中国の蘇州保税地域で開始したVMIサービスの拡大を図るため、積極的な営業展開を進めた。

国内物流では、自動車部品・一般消費財などで国際物流と一貫となったセンター運営事業の強化・拡大に注力し、不採算事業の見直しを推進、選択と集中による収益力の拡大に努めた。

しかし、伊藤忠グループ内での大規模な物流再編が行われたほか、中国産うなぎの輸入が夏前にストップした影響が大きく、冷蔵倉庫を含む食品関連倉庫で取扱いが減少し、利益面で圧迫要因となった。

純利益は、東京都江東区福住に所有していた倉庫の土地・建物を9月27日に売却し、9億5300万円を特別利益に計上した。

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