伊藤忠食品／物流が利益圧迫、営業・最終利益を下方修正

伊藤忠食品（株）は11月5日、物流関連費用が売上総利益の増加を上回ったとして、平成19年9月期連結業績の営業利益を下方修正した。持分法適用物流会社の収益悪化も響いた。

売上高は、スーパー・コンビニエンスストアなどとの取引が、前回予想を上回る見込み。しかし、営業利益は物流関連費用が売上総利益の増加以上に増えたため、2億1600万円減少する。

また当期純利益も子会社・関連会社の統合・整理に伴う営業外費用・特別損失の発生、持分法適用物流会社の収益悪化により、前回予想より7億4900万円減少する。