ヱスビー食品(株)が11月8日、「社会・環境報告書2007」を発行した。物流分野では、モーダルシフトの拡大、積載率向上、配送車両の大型化などに取り組んだが、2006年度のトンキロ当たりのCO2排出量を示す原単位は2005年度と同じ103gとなった。
モーダルシフトの取り組みでは、鉄道輸送の積極活用を行った結果、全体に占める鉄道利用の割合が2005年度から3.1ポイント増えて21.3%となった。しかし、鉄道と船舶を合わせたモーダルシフト率はやや低下し、42.1%となった。
配送トラックの積載率推移を見ると、2005年度の82.0%に対し、2006年度は76.9%と低下した。低下要因として、同社では「配送ロットの小口化が進んだ」と分析している。