日本ロジテム（株）が11月14日に発表した9月中間期の連結業績によると、売上高179.1億円（前年同期比6.7％増）、営業利益4.7億円（2.3％増）、経常利益2.1億円（7.1％減）、中間純利益2.1億円（27.9％増）となった。
営業開発部門の強化による新規得意先の確保のほか、既存得意先との取引深耕により営業収益の拡大を図った。また、海外もベトナムを中心に積極的な車両・倉庫設備の増強による事業規模の拡大に努めた。
連結子会社の事業分担明確化を図るとともに、専門性向上による営業力・競争力の強化を図る狙いでグループ再編を進め、4月にオフィス・店舗を中心とした什器類の施工事業の業容拡大を図るため、施工部門を分離・独立させた「ロジテムエンジニアリング（株）」を設立。6月には個人富裕層を対象とした会員制サイバークローゼット（衣類などの一時保管）事業へ進出するため「ガードローブジャパン（株）」を設立した。
10月にはバルク車両（粉体輸送車両）による配送事業を中心とした「ロジテムトランスポート（株）」と「大阪信和運輸（株）」が営業力の強化と経営効率化を推進するため合併。海外でも6月にアジアンハイウェイ東西回廊を活用したインドシナ半島での国際貨物陸上輸送事業をグループ内で一貫運営する体制を構築するため、ラオスの現地物流会社を第三者割当増資引受けで子会社化する合弁契約を締結した。
