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日本ロジテム/07年4-12月期、四半期純利益28%増加

2008年02月06日/決算

日本ロジテムが2月5日に発表した2007年4-12月期連結業績は、売上高271.1億円(前年同期比5.3%増)、営業利益7.1億円(0.7%増)、経常利益5.8億円(5.7%減)、四半期純利益3億円(28.2%増)。
営業開発部門の強化による新規得意先の確保のほか、既存得意先との取引深耕により売上拡大を図った。国内は、事業分担の明確化を図り、専門性向上による営業力・競争力の強化を目的に、グループ会社の再編を推進。2007年10月にバルク運送事業の一元管理による経営効率化、営業力の強化を目的に「ロジテムトランスポート」と「大阪信和運輸」を合併した。
また、什器類の施工事業の業容拡大を主な目的とした「ロジテムエンジニアリング」、サイバークローゼット事業への進出を目的とした「ガードローブジャパン」の営業を同年10月に開始した。
海外は、ベトナムを中心とした積極的な車両・倉庫設備の増強による事業規模の拡大に努めた。アジアンハイウェイ東西回廊を活用したインドシナ半島全体における国際貨物陸上輸送事業について、グループ内で一貫運営する体制を構築するため、ロジテムラオスの営業を同年10月から開始した。
ローコスト・オペレーション活動の取り組みは、日々管理機能を支援する新基幹統合システムのテスト稼動を07年12月に開始し、配送センター事業の作業効率向上に努めた。
環境への取り組みでは、ロジテムトランスポートが取得した「グリーン経営認証」を阪神ロジテムも取得。鉄道コンテナを利用したモーダルシフトの推進でも、日本物流団体連合会が認定している「モーダルシフト取り組み優良事業者」として前年度に引続き選出されている。

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