中央運輸(株)の平成19年9月期連結決算は、売上高60.7億円(前年同期比8.8%増)、営業利益0.5億円(2倍)、経常利益0.3億円(2.4倍)、最終損益1.6億円の赤字(前期は1.2億円の黒字)となった。
原油価格の高騰で輸送費が増加したほか、子会社グッドサービス(株)で新規業務の取り込みが不十分だったこと、配送要員確保による人件費負担が重かったことなどが響き、最終赤字となった。
運送部門は、低採算部門の見直しによる減収要因があったものの、医薬品卸会社を中心に既存顧客との取引深耕による売上拡充を図った結果、増収を確保。倉庫部門は、一部顧客で取引解消による減収要因もあったが、既存顧客の物流拠点見直しによる取扱物量増加や東北地区に増設した保冷倉庫が本格稼動したことなどが寄与し、増収となった。